コルセットは本来、患者様が持つ腰痛の症状を軽減するため、装着することで腰の動きを制限してくれる役割を担います。しかし、体にフィットしていないなどの理由から、症状が軽減できていないケースもあります。

私たちが手がけているコルセットは、通常よりもやわらかい仕上がりとなっている「ダーメンコルセット」やしっかりと患部を支える「硬性コルセット」を患者様の症状に合わせてご提案致します。

個々の体に合わせてオーダーメイド作製するので、既製品のコルセットより非常に効果的です。職人が一つ一つ丁寧に仕上げているうえに、生産性も考慮しています。そのため、作製時は家庭用ミシンではなく工業用ミシンを使います。

採型
医師の診断と処方に基づいて義肢補装具士が採型をし、型紙に起こします。
サイズを決めます
次にサイズを決めます。当社では一つ一つ縫い合わせて患者さんにフィットする型を作ります。一般的にはS、M、Lなどからサイズを選ぶのですが、職人がしっかりと手間を掛けていきます。
完成
修理に戻って来ないよう、ちょっとした返し縫いなどミリ単位で細かく作業して完成です。

作製時においてもっとも大事なのは採寸です。複数箇所の採寸を丁寧に測ることによって、より患者様の体に合うコルセットに仕上げていきます。

万が一、体に合わず修理に戻ってきてしまうと、その間、患者様はコルセットを使用しない状態になりますので、症状が悪化してしまう恐れもあります。そうしないためにも、患者様とコミュニケーションを図りながら採寸を行っていきます。

当社のオーダーメイド制のコルセットを使うことで、患者様が脊柱(椎体)の圧迫骨折や、腰部椎間板ヘルニア、急性腰痛症など身体に痛みを抱えている場合、姿勢を保持・矯正します。さらに、麻痺により弱くなった筋肉や不安定な関節の保持を行い、「立つ」や「歩く」などの行為をサポートし、障害のある部位の痛みを除去することで回復を早め、筋肉のアンバランス、拘縮などによる身体の変形の防止にも役立ちます。

コルセットの効果

コルセットは、麻痺により弱くなった筋肉や不安定な関節の保持を行うことで、立ったり歩いたりしやすくするものです。障害のある部位の痛みを除去することで回復を早め、筋肉のアンバランス、拘縮などによる身体の変形の防止や矯正などにも用いられます。脊柱(椎体)の圧迫骨折や、腰部椎間板ヘルニア、急性腰痛症、など、身体に痛みがあるとき、姿勢を保持・矯正するときに使用します。個々の体に合わせてオーダーメイド製作するので、既製品のコルセットより非常に効果的です。